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【高卒】特別区3類 教養試験を短期間で勉強する2つのテクニック

こんにちは、江本( @emotokomin)です。

本記事では「教養試験を短期間で勉強する2つのテクニック」というテーマで書いていきます。

✓想定読者
  • 高卒で特別区職員採用選考を受験する人
  • 教養試験の勉強方法が知りたい人
  • 何から勉強すればいいか悩んでいる人

この記事で解説する「2つのテクニック」を実践すれば、「何の科目を、どれくらい勉強すれば合格できるのか」を知ることができますよ!

江本

記事を書いている僕は国立大学のキャリア支援課で公務員試験の指導をしつつ、情報ブログ「江本が教える公務員試験のすべて」を運営しているという感じです。キャリアは10年目になりました。

勉強も試験ですから、攻略法(データ)が存在します。闇雲に勉強せず、データ通り勉強をしていきましょう!

【高卒】特別区3類 教養試験の傾向5つ

教養試験で押さえておくべき傾向をまとめています。

傾向①:試験科目

特別区の教養試験は「一般知能分野」と「一般知識分野」から出題があります。

分野の特徴と科目は次のとおり。

一般知能分野

特徴
  • 1科目の出題数が多い。
  • 苦手な受験者が多い。

公務員試験で特有の科目で、計算問題を多く含む出題があります。

受験者の多くは、文系出身なので苦労するかと。

試験科目は次のとおり。

  • 数的推理
  • 判断推理
  • 資料解釈
  • 文章理解

実際に出題された問題を見て、イメージをつかみましょう!

✓過去問(数的推理)

8両編成の普通列車が、長さ356mの鉄橋を渡り始めてから全ての車両が渡り終わるまでに25秒を要した。この普通列車が、普通列車の1.4倍の速さで走る12両編成の急行列車と完全にすれ違うまでに7.5秒を要したとき、車両 1 両の長さはどれか。ただし、車両 1 両の長さは全て同じであり、普通列車と急行列車は常に一定の速度で走っているものとする。

 

1 17m
2 18m
3 19m
4 20m
5 21m

関連記事【まとめ】公務員試験で捨てたら不合格!一般知能の重要性を解説します。

一般知識分野

特徴
  • 出題される科目数が多い。
  • 選択して解答する。

高校までに勉強してきた科目(国語や理科など)から出題されます。

今まで勉強してきた科目って多かったですよね。それが出ると思ってください。

一般知識分野の科目は次のとおり。

  • 社会科学(政治、経済、社会、倫理)
  • 人文科学(日本史、世界史、地理、国語)
  • 自然科学(物理、化学、生物、地学)

実際に出題された問題を見て、イメージをつかみましょう!

✓過去問(政治)

アメリカ又はイギリスの政治体制に関する記述として、妥当なのはどれか。

 

1アメリカの野党は、「影の内閣」を組織し、連邦議会での論戦を通して、次の選挙での政権交代に備えている。

 

2イギリスの最高裁判所は、違憲法令審査権を行使することができるが、アメリカの連邦最高裁判所は、違憲法令審査権を行使することができない。

 

3アメリカの大統領は、間接選挙によって 4年間の任期で選ばれ、連邦議会の解散権や連邦議会が可決した法案への拒否権をもっている。

 

4イギリスの議会は、貴族等の終身議員からなる上院(貴族院)と、国民が選挙で選んだ議員からなる下院(庶民院)によって構成され、下院に対する上院優位の原則が確立してい

る。

 

5アメリカの連邦議会は、各州 2名の代表からなる上院と、各州から人口に比例して選出された議員からなる下院によって構成され、上院は、大統領が締結した条約に対する同意権をもっている。

関連記事【まとめ】公務員試験の一般知識を勉強するうえで知っておきたいこと

傾向②:試験時間と問題数

特徴
  • 試験時間:120分
  • 問題数:50問

教養試験の出題は50問あります。

50問の内訳は、「一般知能28問(全問必答)」、「一般知識22問(17問を選択)」となっています。

江本

一般知識は選択だから、初めから捨て科目を作れるってことですね!

傾向③:難易度

特別区の難易度は、「やや高め」です。

理由は、次の2つ。

  • 「一般知能の比重が大きいこと」
  • 「社会科学の出題が少ないこと」

とくに社会科学の出題が少ないことで、他の科目を多く勉強しないといけないです。

また、1次試験の倍率が3倍を超えていることも難易度が高い原因かと。

傾向④:合格点(ボーダーライン)

特別区の合格ラインは非公表です。

しかし、合格している人の情報を見る限り29~31/45点が目安となりそうです。

安全圏に入るためにも7割を目指しましょう!

傾向⑤:過去問

過去5年分の出題データを「公務員試験 過去問を手に入れる2つの方法」で公開しています。

勉強の指針を決めるために出題傾向を知ることは必須ですよ!

【高卒】特別区3類 勉強法を2つのテクニックで解説!

先日、こういったツイートをしました。

僕が公務員試験を受けて思ったことは、「もっと効率よく勉強すればよかった」です。

とくに「出題数の把握」と「頻出分野の確認」はしておくべきでした。

もともと暗記は得意だったので「日本史」や「世界史」を主軸に置いた勉強をしていました。

勉強がある程度進んで分かったんだけど、2科目の出題数は40問中2問ほど。

日本史や世界史って、とても範囲が広いですよね。あれだけ勉強して1問って・・・コスパ最悪じゃないですか。

また、僕は「完璧にしなくちゃ!」と思って参考書1ページから最後までやっていたのですが、これも良くなかった!

なぜなら、過去の出題傾向を見ると日本史なら「明治以降が80%」、世界史なら「中国史が100%」出ていたからです。

実際に試験では、2科目とも正解できたのでよかったですが・・・。労力は減らせたなと。

江本

ちなみに、日本史は「大正時代」、世界史は「清」からの出題で、傾向通りでした

なので、勉強する前に「出題数の把握」と「頻出分野の確認」はしておくべき!

テクニック①:出題数の把握

特別区の出題数は次のとおり。




数的処理 数的推理 5
判断推理 10
資料解釈 4
文章理解 現代文 6
英文 3



社会科学 政治 3
経済 1
社会 1
倫理 1
人文科学 日本史 2
世界史 2
地理 1
国語 4
自然科学 物理 2
化学 2
生物 2
地学 1

出題数の多い、「判断推理」や「数的推理」は必須として、どの科目で点数を取りに行くのか考えましょう!

江本

ちなみに、「文章理解」や「資料解釈」は1日数時間勉強するより、1日1問をコツコツ続けることが好ましい科目です。

テクニック②:頻出分野の確認

相談者

世界史2問出るけど、範囲広いし捨ててもいいよね?

もし、僕が勉強するなら世界史は勉強します!

理由は簡単でして、出る範囲を予測できるからです。

下記図は過去5年間の出題分野を一覧にしたデータです。

特別区三類 過去問

データを見ると、「中国史」の出題が5年間で4年となっていますね。

中国史だけなら覚えるところも限られているし、10時間ほど勉強すれば点を取れますよ!

繰り返しになりますが、「公務員試験の勉強で大切なことは「出る科目 ・分野」を徹底してつぶすこと!落ちる人、勉強ができない人に限って「すべての科目、範囲をカバーしがち」です。

なので、中国史だけでも勉強しておけば2問中1問はもぎ取れる可能性が高くなりますよ!

もう1つ。

特別区三類 過去問2

これは倫理(思想)のデータですが、何か気づきませんか?

出題は1問ですが、「日本思想」と「西洋思想」が交互に出題されていますね。

2019年(令和元年度)の出題は「日本思想」なんで、2020年(令和2年度)は「西洋思想」に絞って勉強すればいいかと。

過去の出題データって、単純に「こういった問題が出るから勉強しておけよ!」という出題者からのメッセージなんですよ。

そういうヒントをもらっているわけですから、使わない理由がないですよね。

他の全科目についても「【過去問データ】特別区職員3類 勉強すべき科目を徹底解説!」で公開しています。

ぜひ活用して、勉強の方針を決めていきましょう!

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特別区の出題傾向を見る

少ない時間を有効活用することがポイントです。

本記事では、特別区職員(高校卒)の勉強方法についてまとめていました。

学校に行きながら、働きながら勉強することって大変ですよね。

試験科目は多いし、勉強したことない科目もあるし・・・。

でも、「出る科目・分野」はある程度分かっているわけですから、心配する必要はありません。

はやめに傾向を把握して、継続することが合格に必要なことですよ!

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