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公務員試験で60点以上を取るための勉強法|復習がポイントです。

公務員試験の本質は暗記です!

数的推理や判断推理など理解が必要な科目もありますが、基本は暗記。つまり、しっかりした暗記法さえ理解して勉強すれば点数は面白いくらい取れるということ。

本記事では「記憶に残る暗記術から、具体的な勉強法」まで解説していきます。

注意

本記事は筆記試験で60点以上を取れない人向けの内容です。すでに70点くらいある人は暇かも・・・。

結論からいえば、公務員試験の合格点は60点が目安です。60点は学習のコツさえ分かれば到達できる数字です。

それでは、内容を見ていきましょう!

なお、試験日程を知りたい人は「【2020年度】公務員試験 日程一覧~併願を考えよう!」を参考にしてください。また、倍率一覧を確認したい人は「公務員試験で簡単なのはどこ?倍率を見れば一発でわかります。」をどうぞ!

【必読】公務員試験で身に付けるべき暗記の仕方

勉強をするとき、1問終えるごとに不正解だった問題を解きなおしていますか?

結論からいえば、この「1問終えるごとに解きなおす」作業をしているか、いないのかで勉強効率が圧倒的に違ってきます。

点数が取れない受験者の多くは、次のような勉強をしています。

間違った勉強

「問題を解く⇒答えを読む⇒納得したつもりになる⇒次の問題へ」

心当たりがあるのではないでしょうか。これは勉強しているようで、実は勉強になっていません。点数が取れない人の典型的なパターンなので注意。

記憶に残る暗記の仕方は次のとおり。

記憶に残る勉強

「問題を解く⇒答えを読む⇒再度、自力で問題を解く⇒正答なら次の問題へ、間違ったら繰り返す」

大切なことは、必要な知識をその場で記憶し、ずっと保持しておくことです。忘れてもいいので、絶対に勉強をしたその瞬間に覚える!という意識を持つことが大切で、この方法をとらないと、いつまでたっても記憶に残りません。

暗記は復習の量に比例する

エビングハウスの忘却曲線」というものを知っていますか?

人間の記憶は20分後に42%を忘れて、1時間後には56%、1日たったころには30%ほどしか残っていないというものです。

記憶の法則

つまり、一生懸命勉強した内容も1日経ったら70%は忘れてしまうわけです。そのまま放置しておいたら・・・分かりますね。そこで重要なのが「復習」です。

復習をメインにした勉強法が次のとおり。

1日目 今日の勉強
2日目 1日目にやった内容を少しやって、2日目の勉強
3日目 1~2日目にやった内容を少しやって、3日目の勉強
4日目 2~3日目にやった内容を少しやって、4日目の勉強

このように、一度やった問題は最低3日連続で見直す(反復学習)ことが重要!これを実践すれば問題集1冊を終えて、最初に戻ったとき、圧倒的に覚えている部分が多いはず。

MEMO

あくまで3回は目安ですので、4回でも5回でも自分のペースに合わて修復しましょう。大事なのは勉強したら間をあけずに復習することです。

しっかりした方法で勉強をしないと、問題集を何周したところで効果はゼロです。

完璧を求める人ほど不合格になる

公務員試験の合格に必要な点数を知っていますか?

倍率にもよりますが、多くは60点~70点です。つまり、公務員試験レベルでは満点どころか80点も必要ないということ。

下記図は国家一般職のボーダーラインを示したデータです。

公務員試験のボーダーライン

60点で突破できるということです。「すべてを覚えないといけない」と神経質になる受験者は一定数います。

でも、すべてを覚えなくても合格できます。とくに教養試験なんて、いくら勉強してもキリがないですからね。こだわりすぎると間違いなく時間が足りずに落ちます。

1問しか出ない科目に気を取られるより、標準的な問題をいくつも解けるようにしておくことのほうが大切です。

忘れることを恐れてはいけない、最適な復習のタイミングとは

何度も忘れて、覚えてを繰り返すことで記憶が定着していきます。なので、忘れることを恐れてはいけません。

エビングハウスの忘却曲線でもいったように、記憶が薄れていくスピードを遅らせるために復習&復習&復習でカバーしていきます。

では、どのタイミングで復習をすべきなのか。カナダのウォータールー大学の研究によると、人間の記憶は「勉強した翌日、1週間、1か月以内に復習すれば記憶がよみがえる」という報告をしています。それが下記図。

記憶の法則2

青線がエビングハウスの忘却曲線です。復習ゼロだと、どんどん忘れていきますね。赤の線は適切なタイミングで復習を入れたデータです。

復習をすれば記憶はいったん100%に戻ります。そしてまた、忘れていくのですが、徐々に忘れるスピードも弱まっていますね。

復習をすることで、長期的な記憶に変えていくことができます。それによって点数が取れるわけですね。勉強ができる、できないは復習の量に比例すると思ってください。

復習なんてがっつり時間をとってやる必要はなくて、通勤・通学の時間や待ち合わせの時間などのすきま時間を有意義に使えばいいのです。

1日30分のすきま時間でも半年続けたら30分×180日=90時間分の勉強量になりますからね。馬鹿にできませんよ!

公務員試験の勉強法|過去問だけで十分です

公務員試験の勉強で重要なことは「主要科目」を優先して勉強することです。

結論からいうと、「数的推理」「判断推理」「憲法」「民法」「経済学」です。

これらの科目は出題数も多いですし、点数が取れないと平均点にも届かないですからね。優先して勉強する必要があります。

優先順位の決定

相談者

科目が多くて、何から手をつければいいのか・・・

こういう人の多くは、科目の優先順位を知らずに勉強しようとしています。逆にいえば、出るところさえわかれば勉強ができるってことですよね。

教養試験は科目ごとに出題数は違っているため、出題数の多い科目から優先して勉強するようにしましょう。

主な試験ごとの出題数は次のとおり。

教養試験

科目 国家一般 国税 県庁 市役所 警察官
数的推理 5 5 6 5 5
判断推理 8 8 9 7 9
資料解釈 3 3 1 2 2
現代文 6 6 4 3 4
英文 5 5 5 3 5
政治 2 2 4 3 4
経済 1 1 3 3 3
社会・時事 3 3 5 3 2
日本史 1 1 2 2 2
世界史 1 1 2 2 2
地理 1 1 2 1 3
思想 1 1 1 1
数学 1 1
物理 1 1 1 2 1
化学 1 1 2 1 2
生物 1 1 2 2 2
地学 1 1 1

専門試験

科目 国家一般 国税 県庁 市役所
憲法 5 3 4 3
民法 10 6 4 4
行政法 5 3 5 6
刑法 2 2
労働法 2 2
商法 2
経済学 10 4 9 11
財政学 5 6 3 3
経済政策
経済事情 2
経済史
統計学
会計学 8
経営学 5 6 2
政治学 5 3 2 2
行政学 5 2 2
社会学 5 2 3 3
国際関係 5 2 2
心理学 5
教育学 5
英語 10 12
情報数学 6
情報工学 6

間に合う人と間に合わない人の違い

同じ勉強時間でも勉強が間に合う人もいれば、間に合わない人もいます。

この差って何だと思いますか?

結論をいえば、割り切りです。

すべての範囲をカバーするって発想は捨てたほうがいいですね。とくに教材を初めから勉強しないといけないって思っている人。これだと間に合いません。

例えば下記図は警察官の判断推理(5年分)の出題内訳です。

出題分野の例

「対応関係」100%、「順序関係」80%の出題率だと分かりますね。逆に「集合」や「試合」「手順」などは、ほとんど出ていません。

少ない時間で試験に臨むためには、過去問で出題傾向を予想し、でる分野だけを集中して演習するわけです。参考書なんて読んでいる暇はありませんよ。通勤・通学の合間にザっと見ておく程度です。

こういったモチベーションで試験勉強をしないと合格点をとることは難しいですよ。

勉強はいきなり過去問!

「数的推理」「判断推理」「民法」「経済学」を除き、基本は暗記です。

理論も必要なく、ひたすら知識をインプットすれば正答できる科目ばかりなので、いきなり過去問集を使って勉強しましょう。

いきなり過去問を使う理由は次の2つ。

  1. 似た問題がでるから
  2. 出る分野がわかるから

似た分野が出る

公務員の教養は試験によって多少の変化はありますが、基本的に同じ分野から出題されます。なので、国家一般職で出ていた問題が翌年度に市役所で出題されるってことはよくあります。

つまり、試験によって出題内容に違いはないので、過去問を使って勉強することが効果的です。

出る分野がわかる

公務員試験は範囲が広いので勉強がしにくいです。

それなのに参考書を使って勉強することに意味があるでしょうか?ないですよね。

過去問は出題された問題のまとめ本みたいなものなので、出題分野によって問題数にばらつきがあります。

つまり、問題数が多い=頻出分野ってわかりますよね。頻出分野に沿って勉強することで、負担を減らすことができます。

公務員試験の勉強|過去問集の使い方

おすすめの過去問集が知りたい人は「2020年 公務員試験 今、買うべきおすすめの参考書|教養試験の決定版!」や「【2020年版】公務員試験 専門科目(法律系)で使える参考書はこれだ!」を参考にしてみてください。

結論からいえば、過去問を自力で勉強する必要はありません。いきなり解答を見ましょう!

知識ゼロの状態で考える時間が無駄ですし、解説を読んで覚えることが効果的だからです。

良い過去問の使い方

解答を見る⇒問題を見て、どこが違うのかを正す⇒繰り返す

公務員試験の問題は5肢択一なので、4つは不正解なわけです。不正解の理由を考えながら読み進めることが効果的

1冊終えるころには合格点を取れるくらいの知識をインプットすることができます。

総復習で記憶を安定させる方法

上記の方法で勉強を終えたら、今度は一気に復習することが大切です。できれば1日でやりきること!

そして先ほどもいったように誤答選択肢が「なぜ誤答なのか」を意識して読んでいくことが大切です。

最終的に、この総復習を本試験までに何回できるかが筆記試験で点数を取れるか、取れないかの分かれ目になることを覚えておきましょう!

捨て問は思いっきり捨てる

過去問演習をしていると、「こんな問題出る?」「時間かかりすぎて無理」という問題も出てきます。

そういった問題は思い切って捨てる勇気を持ちましょう。本試験で出ても誰も解けませんし、時間だけ過ぎるからです。

捨て問とは

・解説を読んでも意味不明な問題
・考えても時間がたくさんかかる問題
・二度とでない問題 など

過去問をやっていれば、こういった捨て問はたくさんありますよ。自分で判断できるようにするしかありません。

教養試験なんて、いくら勉強してもキリがないですからね。こだわりすぎると間違いなく落ちます。変な問題に気を取られるくらいなら、標準的な問題をいくつも解けるようにしておくことのほうが大切です。

公務員試験の対策、いつからやるべき?

アンケート調査によると、合格者が筆記対策にかけた総時間は600~700時間という結果が多かったです。

試験まで1年間なら1日2時間、半年なら4時間ほどで到達できる時間です。当然、はやく対策をできれば、合格に近づくわけですから正しい勉強の仕方を理解してスタートしましょう。