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公務員試験の難易度|挫折する人が多い理由と突破する3つのコツ

公務員試験 難易度

こんにちは、江本( @emotokomin)です。

勉強や継続することが嫌いな僕ですが、何とか頑張ったことで国立大学の職員になることができました。

公務員試験は難しいです!

しかし、しっかり作戦を立てて努力すれば合格できる試験です。

本記事では「公務員試験の難易度」について書いています。「公務員試験がどれだけ難しいか」という話をしたあとに、「突破するためのポイント」を解説しています。

3分ほどで理解できる内容なので一読ください。なお、試験日程を知りたい方は「【2020年度】公務員試験 日程一覧~併願を考えよう!」を参考にしてみてください。

公務員試験はマジで難しいので、中途半端な気持ちだと挫折します。

結論からいえば、公務員試験はかなり難しいです。

  • センター試験の延長戦
  • 継続力
  • 人間力が重視

難しい主な理由はこの3つ。だからむずいです。

公務員試験が難しい理由① センター試験より科目数が多い

公務員試験の特徴として多くの科目を勉強しなくてはいけません。当たり前ですが、すぐに点数が取れるわけではありません。合格者は「半年~1年」くらいの期間を使って勉強しています。

公務員試験=科目の多いセンター試験」と言われています。実際、公務員試験で出題される科目をみると、その意味がわかります。

基礎能力(教養)試験
一般知能 一般知識
社会科学 人文科学 自然科学
数的推理 政治 日本史 数学
判断推理 経済 世界史 物理
空間把握 社会/時事 地理 化学
資料解釈 倫理 文学芸術 生物
文章理解 国語 地学
英語

上記は、基礎能力試験で一部の試験を除き必須の筆記試験です。科目数の多さがわかりますよね。

詳しい傾向を知りたい人は「【公務員】知らない人は損している!基礎能力(教養)試験の内容まとめ」をご覧ください。

論理的思考力(数学力)が必要

基礎能力(教養)試験のなかで最も重要な科目が数的推理と判断推理です。4~6問ずつ出題されるため落とすとヤバいです。

出題数が多いので勉強するのですが、数学要素を含む科目なので苦手な受験者が圧倒的に多いんですね。

逆に数学が得意な人からすると楽勝なので苦労はしないかもしれません。

試験科目数が多く、重要科目が数学要素を含むため公務員試験=難しいというイメージをもたれているのです。

さらに国家公務員や県職員などでは「専門試験」も実施されています。

専門試験
法律系 経済系 学問系
憲法 ミクロ経済学 政治学
民法 マクロ経済学 行政学
行政法 財政学 社会学
刑法 経営学 社会事情
労働法 経済事情 国際関係
商法 統計学 教育学
国際法 会計学 心理学

※大学卒業程度の行政職(事務職)で出題されています。

多いですよね。これを勉強しないといけないので、中途半端な気持ちで目指すと挫折します。

公務員試験が難しい理由② 継続力が必要

公務員試験は、科目数は多いですが、一度は勉強したことがある科目ばかりです。なので、勉強時間に比例して点数は伸びていきます。

ただ、勉強を毎日1年間続けることって、なかなか難しいですよね。僕も1年ほど働きながら勉強していましたが、これが難しい!

MEMO

単純に1科目30時間の勉強時間を使うとして、これが20科目。合計600時間かかります。

600時間を半年でわると、1日3時間必要になります。毎日3時間・・・結構ハードです。

公務員試験が難しい理由③ 面接試験が重要

公務員試験は筆記試験の他に面接試験があります。

国家公務員を除く試験では、「面接試験が圧倒的に重視」されています。

国家公務員の配点(国家一般職)

筆記:面接=3:1

また、一部の市役所では筆記試験を廃止して面接と論文だけで合否を決める市役所も登場するくらいです。

なので筆記試験で満点をとっても、面接試験で点数が低いと簡単に落とされてしまうわけです。逆に面接で点数を取れれば、筆記試験がこけても何とかなる。

面接なんて、どこがどう評価されているのか不透明ですよね。それを何とか攻略しないといけないので難しいのです。

公務員試験の難易度を何で捉えるか

公務員試験の難易度は捉え方によって変わってきます。

筆記試験での難易度

公務員試験の筆記試験は「基礎能力(教養)試験」と「専門試験」の2種類があります。

基礎能力(教養)試験は基本的にすべての試験で実施されますが、専門試験は違います。

当然、「専門試験あり」の方が、基礎能力(教養)試験だけよりも難易度は高いです。

高得点が必要なのは「専門なし」という事実

「専門試験あり」のほうが、対策する科目数が多いため、勉強の負担は増えます。

しかし、合格点(ボーダーライン)は高くありません。むしろ、基礎能力(教養)試験だけのほうが高い傾向にあります。

国家公務員のボーダーライン

公務員試験のボーダーライン

このように6割あれば余裕でクリアできるレベルです。一方、僕が受験した国立大学法人等職員(教養のみ)の合格点は7割ほど。

専門試験ありは負担は増えますが、合格点は低い傾向があるので一概には難易度が高いとはいえないのです。

倍率でみる難易度

「専門試験あり」のほうが基礎能力(教養)試験だけに比べると倍率は低いです。

名古屋市の倍率
  • 行政(一般)6.4倍
  • 行政(法律)3.7倍
  • 行政(経済)2.8倍

行政(一般)が教養のみ、法律と経済が専門あり。

このように専門試験があることによって、筆記試験の難易度は上がります。しかし、合格の難易度は低くなる特徴があるのです。

MEMO
  • 難易度の概念は捉え方によって変わる。
  • 筆記試験の難易度が高いのは専門試験がある場合
  • 倍率の難易度が高いのは基礎能力だけ。

公務員 試験ごとの難易度

試験ごとの難易度を解説します。

国家公務員の難易度

国家公務員は筆記試験の難易度が高いです。

主要試験の配点は以下の通り。

国家一般職 国税専門官 財務専門官
筆記試験 67% 78% 78%
面接試験 33% 22% 22%

筆記試験の配点が高いことがわかりますね。合格ラインは先ほど見せた通り、低いのですが、最終合格するには高得点を取っておくことがポイントです。

県庁職員の難易度

県職員の難易度は自治体によってバラツキがあります。

筆記試験は「教養+専門」「教養だけ」で分かれますし、大阪府のように公務員試験を廃止して民間のSPIを実施する自治体もあるからです。

ただ、国家公務員に比べると筆記:面接の配点は半々くらいなのでバランスの良い対策が必要となります。

市役所の難易度

市役所の筆記試験は3パターンに分かれます。詳しくは「市役所職員採用試験 勉強時間はいつから、どれくらい?【情報まとめ】」を参照。

教養試験だけの場合が多いため、合格ラインは高くなる傾向があります。そういった意味では高得点が必要なので難易度は高いです。

また、面接試験の回数が多いため、そっちの対策にも時間をかける必要があります。

警察官の難易度

警察官は面接試験重視(二次試験)です。

試験ごとの合格率がこちら。

筆記(一次) 面接(二次)
埼玉県警 63% 21%
千葉県警 68% 38%
神奈川県 75% 38%

そのため筆記試験はおまけ程度で、合格点も低め。逆に面接でガッツリ落とされます。

公務員試験は難しいけど、突破する3つのポイント

次のとおりです。

  • 傾向をしっかり分析する
  • 正しい勉強法を理解する
  • 科目の取捨選択をする

順番に解説します。

傾向をしっかり分析する

筆記試験の科目は多いですが、1科目ごとの出題数は試験種によって異なります。

なので、対策をはじめる前に試験傾向を分析することが大切!

例えば、国家一般職と特別区を比較すると次のとおり。

国家公務員 特別区
一般知能 27問 28問
一般知識 13問 20問

国家公務員は出題の70%が一般知能です。逆に一般知識は13問しかでませんし、ほとんどが社会科学です。

日本史や世界史は1問ずつしかでないので勉強する必要すらないわけですね。

こういった傾向を知るだけで科目を減らすことができますよ

正しい勉強法を理解する

公務員試験の科目は数的推理や判断推理を除いて、ほぼ暗記です!

しっかりとした暗記方法や復習のタイミングを知っておけば、無駄なく勉強できますよ。

正しく勉強する方法を「公務員試験で60点以上を取るための勉強法|復習がポイントです。」で解説しています。参考にしてみてください。

公務員試験で60点以上を取るための勉強法|復習がポイントです。

科目の取捨選択をする

捨て科目と聞くと数学や理科、英語あたりを捨てる人が多いです。

しかし理系科目は安定して点数が取れる科目なので嫌いって理由で捨てるのは気を付けたほうがいいですよ。

公務員試験の受験者は多くが文系なので理系科目で超難問がでることは稀です。高1レベルの問題が多いためしっかり勉強すればできるようになりますよ。

数学や理科は解くための解法さえ頭に入れてしまえばある程度の問題に正答することができるので1度できれば点数が安定するわけです。

詳細は「公務員試験 捨て科目は作ったほうがいい?効率的な科目選択」をご覧ください。

さっそく一次試験を突破することを目標に行動しよう!

まずは一次試験の突破を目指すことが大切です!

サクッと行動して、合格を確実にしましょう!

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