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労働基準監督官採用試験 専門記述の過去問|正確な知識と文章力が鍵

労働基準監督官採用試験 専門記述の対策

悩んでいる人

論述試験って、どんなことをするの?過去問とか見たいな。

こういった悩みを解決します。

MEMO
本記事は、労働基準監督官A区分を対象としています。

論述試験を攻略するには、専門知識の他に、次の2つが必要です

  • 文章表現力
  • 丁寧さ

筆記試験と違って、人間が評価する試験だからです。

内容が読めないと、評価できませんよね。

まずは、傾向を把握してください。

そしてテーマを見ながら、一度書いてみましょう。

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労働基準監督官採用試験 専門記述の傾向

労基 専門記述の傾向

  • 試験科目
  • 試験時間
  • 評価の観点

順に解説します。

試験科目

  • 労働法
  • 労働事情

この2科目に関する記述式の試験です。

専門試験でも必須科目なので、重点的に勉強しましょう。

試験時間

試験時間は120分です。

時間配分を意識して書くようにしましょう。

知識があっても、文章に出来ないと評価を上げることができませんよ。

評価の観点

2人の採点者によって評価されます。

素点は200点満点で、60点以下は不合格となります。

  • 誤字・脱字
  • 文章表現
  • 知識量

このあたりを意識することがポイントです。

労働基準監督官採用試験 専門記述のテーマ

労基 専門記述の過去問

  • 2020年(令和2年度)
  • 2019年(令和元年度)

1度書いてみましょう!

2020年(令和2年度)

労働法

問1 労働法に関する次の①,②,③の用語について,それぞれ100字程度で説明しなさい。

 

① 労働契約の成立要件
② 割増賃金の算定の基礎から除外される賃金
③ 高年齢者雇用安定法における 65 歳までの雇用確保措置

問2 以下の①~④の事例について,それぞれ労働基準法上の就業規則に関する取扱いとして法律に照らして問題点がないか,理由も含めて簡潔に記述しなさい。なお,A~Dは別会社の事業場であり,いずれも労働組合はない。

 

① A事業場は,労働者派遣事業を行う事業場であり,事務所には正社員2名とパートタイム労働者3名がおり,その他に常時70名の派遣労働者を雇用している。正社員就業規則のほか,パートタイム労働者就業規則と派遣労働者就業規則を作成しており,正社員就業規則のみを所轄労働基準監督署長に届け出ている。

 

② 常時使用する労働者が10人以上のB事業場において,就業規則を所轄労働基準監督署長に届け出るに当たり,使用者が,正社員の中で一番の年長者であるという理由から指名した労働者Pから労働者の過半数を代表する者としての意見を聴いた。なお,Pは労働基準法第41条にいう管理監督者には該当しない。

 

③ 常時使用する労働者が10人以上のC事業場において,労働者の過半数を代表する者である労働者Qが「就業規則の内容に反対します」といった意見を述べたにもかかわらず,同意見を踏まえた変更を何ら行わずに,同意見を記した書面を添付した上で,同就業規則を所轄労働基準監督署長に届け出た。

 

④ 常時使用する労働者が10人以上のD事業場においては,正社員就業規則,パートタイム労働者就業規則のいずれも,労働者からの請求があれば必要な手続をとった上で閲覧できる取扱いとなっている。

労働事情

問1 労働経済に関する次の①,②,③の用語について,それぞれ100字程度で説明しなさい。

 

① 厚生労働省「毎月勤労統計調査」における「常用労働者」の定義及び「常用労働者」と「一般労働者」の関係
② 内部労働市場
③ 無差別曲線

問2 労働市場をめぐる環境が大きく変化する中,性別,年齢,国籍等によらず,多様な価値観やバックグラウンドを持った人材が,個々の事情に応じて柔軟な働き方を選択でき,より多くの人が意欲や能力に応じてより長く活躍できる環境を整備することが重要である。そこで,以下の①及び②について,それぞれの設問に付されたキーワードを全て使って答えなさい。なお,キーワードを初めて使うときには,下線を引くこととする。

 

① 性別,年齢,国籍等によらず,多様な人材の活躍が必要となっている背景について,労働者側,企業側のそれぞれの要因に触れながら記述しなさい。

【キーワード】「就業意欲」   「イノベーションの促進」   「少子高齢化」

 

② 誰もが働きやすく,働きがいのある環境の整備を進めていくために,政府及び企業においてどのような対応が考えられるかについて記述しなさい。

【キーワード】「ワーク・ライフ・バランス」  「コミュニケーション」  「ワーク・エンゲイジメント」

2019年(令和元年度)

労働法

問1 労働法に関する次の①,②,③の用語について,それぞれ100字程度で説明しなさい。

 

①賃金の非常時払
②就業規則の作成における労働者の意見聴取義務
③ユニオンショップ(定義)

問2 X社は製造業の企業であり,自社の休憩時間について,就業規則上,①~④のとおり取扱いを定めている。

 

①1日の就業時間が6時間を超える場合は,一律に45分間の休憩時間を取得することができる。また,1日の就業時間が8時間を超える場合は,課長の許可を得た場合に限り,15分間延長した60分間の休憩時間を取得することができる。

 

②休憩時間は,一斉に取得することを原則とする。ただし,必要に応じ,課長の判断により,課内の休憩時間について,時間をずらして各従業員に休憩を取得させる定めをすることができる。

 

③休憩時間は,自由に利用することができる。ただし,休憩室内にいなければならず,来客にはすぐに応対しなければならない。

 

④休憩時間に,事業場内で政治活動を行うことは禁止する。また,ビラ配布や署名活動を行う場合は,施設管理部の許可を得なければならない。本事例において,上記の①~④が,それぞれ労働基準法上の休憩時間として問題点がないかについて,法律及び判例に照らして,理由も含めて簡潔に記述しなさい。

労働事情

問1 労働経済に関する次の①,②,③の用語について,それぞれ100字程度で説明しなさい。

 

① 総務省「労働力調査」における「完全失業者」の定義
② 求職,求人活動における機会費用
③ 労働需要量の賃金弾力性

問2 我が国では,誰もが活躍できる一億総活躍社会の実現に向けて,性別,年齢,国籍,雇用形態,職種などといった様々な観点から,人材の多様化をより一層進展させていくことが重要と考えられる。そこで,以下の①及び②について,下記のキーワードを全て使って答えなさい。なお,キーワードを初めて使うときには,下線を引くこととする。

 

① 技術革新や少子高齢化が進展する中で,技術革新に対応したスキルを身に付けた人材を育成することが重要な課題となると考えられるが,このような観点から,今後の人材育成の在り方について記述しなさい。
【キーワード】「第4次産業革命」   「IT 人材」   「社会人の学び直し」

 

② 人生100年時代が見据えられる中,人材や働き方の多様化に伴う雇用管理や就労環境の整備が重要であるが,政府及び企業においてどのような対応が考えられるかについて記述しなさい。
【キーワード)「人材マネジメント」   「就労意欲のある高齢者」   「複線的なキャリア形成」

労働基準監督官採用試験 専門記述まとめ

本記事では、労働基準監督官採用試験の論述をまとめていました。

評価を上げるには次の3つが重要です。

  • 知識力
  • 文章表現力
  • 字の丁寧さ

内容が良くても、体裁が良くないと評価は下がってしまいますよ。

また、対策せずに望むことも危険です。

何度か練習しておくようにしましょう。