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公務員試験の専門科目「憲法」ってどんな科目?特徴や対策法を解説します!

公務員試験 専門科目憲法の勉強法

こんにちは、江本( @emotokomin)です。

本記事は公務員の専門科目「憲法」を知りたい方向けの内容です。

専門試験の中でも法律科目は範囲が広く、難しい用語ばかり出てくるので大変です。

そんな大変な科目の対策をする前に科目の特徴や難易度を知っておくと、何をするべきなのか見えてきます。

ぜひ、法律科目について理解し、勉強をはじめましょう!

公務員の専門試験「法律科目」の特徴

公務員試験の法律科目は次の6つで構成されています。

  1. 憲法
  2. 民法
  3. 行政法
  4. 刑法
  5. 労働法
  6. 商法

この中でも主要3科目と位置付けられている「憲法」「民法」「行政法」を中心に勉強を進めることが重要です。

この3科目は出題数も多く、どの試験でも出題される科目のため避けては通れない科目だと思いましょう!

刑法や労働法は県職員や市役所の採用試験を中心に出題されることがあります。また、商法は国税専門官で必須。

科目の特徴や重要度を確認していきましょう!

公務員の専門試験「憲法」とは

特徴
・重要度:★★★★☆
・難易度:★★☆☆☆
・出題度:★★★★★

憲法は専門科目「法律区分」の1科目です。

専門科目が出題される試験では、ほぼ必須科目で、重要度は高め。出題数も多いです。

出題されるパターンや覚えることは多くないため、専門科目ではじめに手をつけるべき科目です。

【専門科目】憲法の頻出テーマ

憲法の分野は人権と統治機構の2つから構成されています。

多くは判例に関する出題が多いです。しかし、覚えるべき部分や判例は決まっているためサクッと覚えるようにしましょう。

憲法の出題分野は次のとおり。

  • 基本的人権
  • 精神的自由
  • 経済的自由
  • 参政権
  • 社会権
  • 受益権
  • 国会
  • 内閣
  • 裁判所
  • 地方自治
  • 憲法改正

憲法の勉強法

憲法は同じ判例が繰り返し出題されることが特徴です。

つまり過去問を使って勉強すれば効果的に知識をインプット、アウトプットすることができます。

問題をよく見ると分かってきますが、同じ判例でも出題の方式(正誤問題、〇✕問題など)を変えて出ていることが多いです。

参考書などは不要なので、過去問を使って効果的に勉強しましょう。おすすめの参考書は「【2020年版】公務員試験 専門科目(法律系)で使える参考書はこれだ!」を参考に。

憲法の過去問にチャレンジしてみよう!

実際に出題された問題に挑戦してみましょう!

憲法の過去問1

表現の自由に関するア〜オの記述のうち,判例に照らし,妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

ア.公務員又は公職選挙の候補者に対する評価,批判等を掲載する出版物の頒布等を裁判所が事前に差し止めることは,公務員又は公職選挙の候補者の名誉権を保護する手段として不可欠であるから,原則として許される。

イ.図書の著作者は,自らの著作物を公立図書館に所蔵させる権利を有しており,公立図書館の図書館職員である公務員が,図書の廃棄について,基本的な職務上の義務に反し,著作者や著作物に対する独断的な評価や個人的な好みによって不公正な取扱いをしたときは,当該権利を侵害するものとして違法となる。

ウ.私人の私生活上の行状であっても,その携わる社会的活動の性質及びこれを通じて社会に及ぼす影響力の程度などのいかんによっては,その社会的活動に対する批判ないし評価の一資料として,刑法第230条の2第1項にいう「公共の利害に関する事実」に当たる場合がある。

エ.取材の自由が憲法第21条の精神に照らし尊重に値するとしても,公正な刑事裁判の実現は憲法上の要請である以上,取材の自由は公正な刑事裁判の実現の要請に劣後するため,報道機関の
取材活動によって得られたフィルムが刑事裁判の証拠として必要と認められる場合には,当該フィルムに対する裁判所の提出命令が憲法第21 条に違反することはない。

オ.現代民主主義社会においては,集会は,国民が様々な意見や情報等に接することにより自己の思想や人格を形成,発展させ,また,相互に意見や情報等を伝達,交流する場として必要であり,さらに,対外的に意見を表明するための有効な手段であるから,憲法第21条第1項の保障する集会の自由は,民主主義社会における重要な基本的人権の一つとして特に尊重されなければならない。

1.ア,イ
2.ア,エ
3.イ,オ
4.ウ,エ
5.ウ,オ

 

正答:5

 

憲法の過去問2

生命,自由及び幸福追求権に関するア〜オの記述のうち,妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

ア.患者が,輸血を受けることは自己の宗教上の信念に反するとして,輸血を伴う医療行為を拒否するとの明確な意思を有している場合,このような意思決定をする権利は,人格権の一内容として尊重されなければならないとするのが判例である。

イ.肖像等は,商品の販売等を促進する顧客吸引力を有する場合があり,このような顧客吸引力を排他的に利用する権利(パブリシティ権)は,肖像等それ自体の商業的価値に基づくものであるから,人格権に由来する権利の一内容を構成するとするのが判例である。

ウ.前科及び犯罪経歴は,人の名誉,信用に直接に関わる事項ではあるが,刑事裁判における量刑や選挙資格など法律関係に直接影響を及ぼす場合が少なくない以上,前科及び犯罪経歴のある者がこれをみだりに公開されないという法律上の保護に値する利益を有するとまではいえないとするのが判例である。

エ.憲法第13条により保障される幸福追求権の意味について,個人の人格的生存に不可欠な利益を内容とする権利の総体をいうと解する立場によれば,個人の自由な行為という意味での一般的
行為の自由が侵害されても,憲法上問題となることはない。

オ.個人の私生活上の自由の一つとして,何人も,その承諾なしに,みだりにその容ぼう等を撮影されない自由を有しており,警察官が,正当な理由もないのに,個人の容ぼう等を撮影することは,憲法第13条の趣旨に反し許されないとするのが判例である。

1.ア,イ
2.イ,オ
3.ウ,エ
4.ア,イ,オ
5.ウ,エ,オ

 

正答:4

 

憲法の過去問3

内閣に関するア〜オの記述のうち,妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

ア.内閣総理大臣の指名について,衆議院と参議院とが異なった指名の議決をした場合に,法律の定めるところにより,両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき,又は衆議院が指名の議決をした後,国会の休会期間中を除いて10日以内に,参議院が指名の議決をしないときは,衆議院で再びされた指名の議決が国会の議決となる。

イ.内閣は,衆議院で内閣不信任の決議案が可決され,又は信任の決議案が否決されたときには,10日以内に衆議院が解散されない限り,総辞職しなければならない。

ウ.内閣総理大臣が欠けたときや,衆議院議員総選挙又は参議院議員通常選挙の後に初めて国会の召集があったときは,内閣は,総辞職しなければならない。

エ.閣議にかけて決定した方針が存在しない場合においても,内閣総理大臣は,少なくとも内閣の明示の意思に反しない限り,行政各部に対し,随時,その所掌事務について一定の方向で処理するよう指導,助言等の指示を与える権限を有するとするのが判例である。

オ.法律の誠実な執行や国務の総理については,内閣総理大臣の職務として憲法上規定されている。

1.ア,イ
2.ア,ウ
3.イ,エ
4.ウ,オ
5.エ,オ

 

正答:3

 

公務員の専門科目「憲法」まとめ

  • 始めて勉強する人でも暗記なので得点源にできる
  • でてくる条文は同じものが多いので、過去問を使って演習
  • 問題が長文化の傾向にあるので、読解力も鍛えるように

公務員の専門科目「憲法」をまとめていました。

憲法は専門試験の中でも出題度は高く、得点源にすべき科目です。

いきなり過去問からでOKなので、どんどんインプット&アウトプットを繰り返していきましょう。

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